同友会ニュース−活動報告

2016年8月 城東支部例会報告

8千億円から4千億円になった業界でキラリと輝くには ~「ありがとう」づくりの実践現場~

開催日:2016年8月24日(水)
報告者:坂 雅弘 氏 ((有)サカクリーニング 代表取締役)


 両親による創業は1965年で、私が入社した1980年当時も新規の事業出店や設備投資で仕事は順調に伸び続け、1987年に27歳で社長に就任しました。
 しかし、バブル崩壊とともに外部環境も変化し、業績は悪化していきました。業界全体も製品の品質向上やクールビズの浸透などで需要が減少し、徳島市場を見ると、他社1社によるシェアが約半分という寡占状態です。

経営指針と当社の強み
 そんな中、黒崎幸治氏から同友会に誘われて2001年に入会、翌年すぐに経営指針書を創る会も受講しました、経営理念は、『きれいと安心を通じ、地域社会と働く仲間の「ありがとう」づくり。』です。
 いわゆるPDCAを、当社ではPS(スケジュール)DCAと考えています。指針書には年度計画と月の行動、数字の売り上げ目標を詳しく入れてスタッフに渡します。経営指針書は、つくっただけでは何も回らないと思います。 
 その後はトヨタ看板方式との出会いもあり、現在の当社の強みのひとつは「平準化」です。大手では一度に50点洗うところを、当社では5〜6点の小ロット顧客別洗浄でコースによって個別対応しています。また、預かり点数は曜日や季節で集中するため、独自の工夫で平準化することで仕事量が均質化でき、パート社員の労働時間も平準化できました。これは社員満足にも繋がっています。
 経営指針発表は、今年で10回目です。続けてきたのは、ある先輩経営者から「毎年発表しないなら作るだけ無駄。5年は続けなければ良くならない」と言われたからです。また、ある会社の女性社員は、社長が指針発表を5年続けたことで「社長を応援する!」という気持ちに変わったそうです。まさに“紙に書いたら実現する”と感じています。

社風の変化
 以前、新店舗を出店した忙しさから、朝礼をしなくなった時期にトラブルが多発しました。原因を考えてみると、実は朝礼での1分間スピーチが自己開示の機会となっていて、社員同士の共通理解や良好なコミュニケーションに役立っていたことが分かりました。これは、「良い理念や指針があっても、社風が悪かったら意味がない」と痛感した出来事でした。
 “勝ちに不思議な勝ちはあれ、負けに不思議な負けはなし”(野村克也氏)という言葉にならい、今後も経営指針書、経営計画書の更新をしていきます。時間を違うカタチで価値に変える、「ゆとりと快適さのお手伝い時間価値提供業」として、事業の将来を考えていきたいです。

記:プルデンシャル生命保険(株) 川真田 純一

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