同友会ニュース−活動報告

設立20周年記念行事 第3分科会報告

心の満足を追求できる経営者を目指して ~ワークライフバランスは仕組みだけじゃない~

報告者:生活協同組合 とくしま生協 理事長 梶原 樹 氏
報告者:さくら認定こども園 園長 清重 弘子 氏

梶原氏報告
 9年前にとくしま生協からの要請を受けて、経営責任者として着任しました。現在、徳島県全世帯の35.9%が組合員として加入していますが、着任以前の10年は売上が右肩下がりで、実質的な赤字経営を立て直すことが急務でした。
 着任してまず取り組んだのは、働く職員が納得する方針を立てることと、良い組織風土を構築することです。具体的な取り組みとしては、職員一人ひとりの実践に光を当てるようにして、管理型のマネジメントから支援型のマネジメントに変更しました。また、それまでの組織にスポットを当てた理念から、職員・組合員主体の経営理念に見直しました。結果として職員間の雰囲気が良くなり、全国70の生協で組合員満足度2年連続1位を獲得、業績も回復して7年連続で増益となりました。
 今後はさらに「喜びとやりがい」を高めていく生協を目指して、組合員が出資してつくった組織として、売る組織ではなく買う組織という本来あるべき姿にしていきたいと考えています。また、女性がさらに活躍する組織をつくり、徳島県民を大切にして地元に貢献できる組織づくりを目指します。

清重氏報告
 父が、地域の役に立ちたいと開園した保育園を、昭和61年に私が引き継ぎました。今年4月、私が理想としていた親の就労に関係なく保育と幼児教育ができる、認定こども園に移行しました。
 当園では、私の幼少期から社会人に至るまでの体験をもとに、以下の3つのビジョンを掲げていました。①一人ひとりの子どもの気持ちを大切にした集団作り、②母親の就労の有無にかかわらず子育てを支援する施設、③働きやすい職場から働きたい職場へ。これらは今の経営理念につながっていて、経営で悩んだり迷ったときに、立ち返るところになっています。
 子育てや介護だけでなく、近年はワークライフバランスの中に家族や余暇、趣味という部分も入ってきます。若い社員は個人の事情で会社を休むのを当然の権利と思っているため、自分が休むことで周りに負担をかけることもあるなど、基本的な教育から始めなければいけません。また、最近ではライフの部分を尊重すると同時に、ライフで得意なところを業務に生かしてもらい、苦手部分を補う教育に変えています。趣味も充実して、人間的なゆとりや魅力を併せ持ち、その情熱を仕事でも発揮してほしいと思います。
  今後も子育てと生活がしやすい街を目指したこども園の在り方を考え、地域の子育ての核になっていきたいと考えています。

記:(株)花菱商店 花菱 義典

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