同友会ニュース−活動報告

2017年3月城西支部例会報告

第3の農業をめざして!! 〜自分と向き合うことで見えてきた農業の未来〜

開催日:2017年3月1日(水)
報告者:樫山 直樹 氏((有)樫山農園 専務取締役)


 私は12代目で、トマトと米、葉物野菜、椎茸の4つの農産物を柱にしています。私自身は虫や蛙がすごく苦手で、農業を継ぎたいとは思っていませんでした。しかし、父の農業に対する想いに触れて、苦手なことを克服して農業をすることを決意しました。

第三の農業とは
 第一の農業として、アメリカで大規模農業のあり方を学びました。アメリカの農業における効率性の高さを知りましたが、トマトをプールで消毒するのを見て、「自分はこのトマトを食べられない」と思いました。
 第二の農業として、日本で初めて2反のハウスに取り組みましたが、トマトの養液栽培で4000本の苗を一日で枯らしてしまいました。枯れたトマトを見ても動じず、翌日に復活させた父の姿を見て、「私も父のようになりたい」と思うようになりました。日本での農業は繊細さとこだわりがあり、この2つの農業を両立させて第三の農業と位置づけました。

理念の実践と変わり始めたこと
 給与体系ができていなかった事で、右腕にしたいと考えていた5年目の社員が退職。社員が退職したことは、自分の責任だと思うようになりました。
 同時期に同友会に入会し、例会で経営者が堂々と社員の事を話す姿を見て、自分に足りないのは想いと言葉だと気が付きました。そこで、経営指針実践塾を受講し、たくさんの方にサポートをしていただき、経営指針を成文化することができました。
 父からも「自分が変われば環境も変わる」と教えられ、月一回の会議と毎日の朝礼で社員と話をすることで、少しずつコミュニケーションが取れるようになってきました。経営指針書ができてから、これまで受身だった社員さんが「現場は自分たちで回す」と話してくれているのを聞き、主体的に働いてくれていることを感じています。
 現在の取り組みとして、循環型農業を目指しています。水が少ないところは葉物を作ったり、これまで引き受けがしにくかった田んぼも引き受けられるようになりました。また、徳島大学のインターンシップでは、学生と一緒に6ヶ月間で経営理念を反映させたHPを作成する課題に取り組みました。今後は、社員にもインターンシップに関わってもらうことで、社員も一緒に成長し、経営課題も解決していけると考えています。

記:(株)浜田農園 濱田 光且

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