同友会ニュース−活動報告

2017年3月北支部例会報告

3代目としての想いと覚悟 〜「どいつもこいつも使えねぇな!」からの転換〜

開催日:2017年3月8日(水)
講 師:武田 正輝 氏 (恭栄自動車(株) 専務取締役【愛媛同友会】)


広島同友会への入局
 当社は70年前に祖父が創業し、現在は父が社長です。祖父は整備の技術を持っていましたが、父と私は持っていません。
 1999年に大学を卒業し、自社に就職する前の修行として広島同友会の事務局に入局しました。事務局員として働いた約6年間は、良い会社を目の当たりにして、同世代の青年経営者に刺激を受けるなど、経営者として生きていくための多くのことを学びました。
 その後、退職して自社に入社。父も同友会で役員を経験しているので、「恭栄自動車は社員が生き生きと働き、社内連携のしっかりしている会社」だと想像していました。しかし、現実は全く逆で、理想と現実のギャップに悩み、自分で勝手に作った社員との壁を感じていました。ある日母親に、「どいつもこいつも使えんなぁ!」と言ってしまいました。みんなに認められたいという思いが強く、自己中心的な理想を社員に押しつけていたのです。

病気になって気付いた「社員に支えられている」
 2010年末に難病にかかって入院しました。入院を経験して改めて、会社を支えているのは技術を持っている社員であることに気付くとともに、「社員がやりがいをもって働ける会社にしなればいけない」という経営者としての覚悟を持つことができました。退院後は社員との関係を良くしたいという思いと、相手のことを考えて会話することを心掛けました。
 2015年、工場内でベテランと若手がうまくいっていないという問題が出てきましたが、不満や愚痴だけでなく前向きに話し合えて、解決することができました。社内で問題が出てきたときは、声に出せる雰囲気を作ることが大事だと思います。
 また同じ年に社長の癌が発覚。今後は、自分が社員の生活を守っていかなければいけないという不安や焦りもありましたが、仕事の引き継ぎや、今後のことについても考えることができました。
 今後の課題は、祖父や父から継承したものを、どういった形で次世代へ受け継いでいくかです。社長とは同友会での学びを共有できているので、同じ方向に進むことができています。今年の1月、過去に作った経営理念と社長の作った経営理念を一つにしました。この経営理念を基に、恭栄自動車を支えてくれている社員に自分の想いを伝えて話し合い、時代の変化に対応しながら成長し続ける企業になれるよう、今後も同友会で学んでいきたいと思います。

記:徳島グリーンガーデン 柏原 大輔

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