同友会ニュース−活動報告

2017年3月城東支部例会報告

本当に作りたい理想の会社とは? 〜伝わらない、伝わっていないは経営者の責任です!〜

開催日:2017年3月10日(金)
報告者:吉武 恭介 氏 (ワコウクリーンサービス(株) 代表取締役)


 当社は1974年に父が立ち上げ、母親との二人三脚で信頼と実績を積み重ねてきました。2005年に父が他界したことで代表取締役に就任し、その3年後に同友会に入会しました。
 入会翌年に受講した経営指針実践塾では、「清掃やゴミ処理を通じて地域と関わる中で社員と共に成長し、一人ひとりが輝いている会社にしたい」「安心して快適に暮らせる環境を未来へ受け継ぐ、暮らしと地域の快適安心創造業を目指す」との思いを込めた経営理念を成文化しました。

経営指針による経営をすすめてきての変化
 理念の成文化後は、経営指針発表会を続けてきました。継続する秘訣は、年次ごとにテーマを設定することだと思います。当社の例でお話すると、1年目は組織的な運営と挨拶に重点を置きました。2年目は「かかわる」をメインにし、私自身の経営者としての仕事の役割も発表しました。3年目は指針書のシンプル化を目指し、4年目は10年ビジョンを文書化して、部門目標をリーダーと一緒に作りました。5年目はリーダーと部門計画までつくり、実践塾の同期とサポーターに来ていただきました。6年目は金融機関をお招きし、7年目は社員と一緒に考えた10年ビジョンをイラスト化しました。
 指針の更新により社内の組織化が進み、部門リーダーが部門計画を立てられるようになりました。しかし、嬉しいことが増えた反面、自分が本当に作りたい会社が分からなくなってきました。理念に到達するまでの道のりが遠すぎる一方、3年や5年計画では現状に近すぎる。悩んでいた時に、宮城同友会の方々と出会ったことが、10年ビジョンをつくるキッカケでした。最初の10年ビジョンは私一人で考えたもので、いつまでたっても皆に伝わらない状態が続く中、広島同友会の方との出会いで昨年イラスト化した10年ビジョンをつくりました。作成のための合宿では社員の声を聞くことができ、「会社の底上げのためには社員同士の関わりが大事」だと実感しました。

これからの姿勢
 私が目指しているのは、強くしなやかで社員が一丸となっている健康な会社です。価値観が異なる仲間が同じ方向を向いて働くためには、経営者が目の前の社員としっかりと向き合い、社員一人ひとりの考えを理解しておく必要があります。
 父は、「従業員に感謝する事を忘れるな」という言葉を私に残しました。そして私は今、一番に「社員の成長のため」という想いで経営をしています。この成長の先にそれぞれの幸せがあるのと思っているからです。今後も社員と真剣に向き合い、経営指針でより高い次元の経営を目指し、自分の強みを活かしながらより良い経営者になりたいと考えています。

記:表原内科・歯科 表原 文江

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