同友会ニュース−活動報告

2017年度南支部定時総会報告

人を生かす経営の総合実践と中小企業振興基本条例 〜人づくり、会社づくり、地域づくりで目指す、稼ぐ会社と潤う地域〜

開催日:2017年5月20日(土)
基調講演講師:佐藤 全 氏 ((株)ヴィ・クルー 代表取締役 【宮城同友会】)


 (株)ヴィ・クルーは、父が創業した会社から平成18年に分社、独立しました。社員の平均年齢は30代前半と若く、良い職人はいても高齢化が進んでしまい部門縮小をするこの業界の中で、早くから新卒採用をしてきたことが当社の強みです。しかし、会社が白石市にあるということで、採用では厳しい現実を味わっています。

経営指針を成文化したことでの転機

 父が経営する会社で、専務だった平成16年に経営指針を成文化したことが大きな転機になりました。一つ目は、元々バスの修理がメインだった当社が、提案ができるメーカーを目指すキッカケになりました。設計からデザイン、完成までを自社でできること、対話でモノ作りができて、若い社員の柔軟な発想で、総合力を生かした企画実行力が自社の強みだということが分かったからです。二つ目は、採用に対する考え方が変わりました。同友会の共同求人委員会では、インターンシップや学校訪問を通して、会社の良さを伝えていく活動をしていました。共同求人は、人を採用するだけの委員会ではないことを、委員会活動に参加して初めて知りました。
 指針を成文化しても、共同求人活動に参加している企業はそう多くありません。社員と共に未来を目指して頑張る中で経営指針が必要ですが、会社の成長には雇用や設備投資も重要です。目標を立てて人を採用していかなければ、会社は成長しないと思います。

地域に付託される企業づくり
 私が所属する白石蔵王支部は、「自分たちが地域を守っている」という想いで活動しています。採用をはじめとした地域を取り巻く経営環境では、1社の努力では解決できないことが多々あります。そこで、中小企業振興条例を制定して行政とタッグを組むことで、地域が面となって対策を取ることができるようになります。
 白石市ではお金を域内で循環し、雇用を生み出すために6次産業化にも取り組んでいます。地域になくてはならない企業となり、条例の担い手としての役割を果たしていけるのが同友会です。地域資源を活用した新しい仕事づくり・雇用づくりを通して、まずは地域に若者を残したい。失敗もありますが、人口減少にブレーキをかけて、今後も住みたい地域づくりをやっていきたいと思います。

記:(株)泉源 和田 原明

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