同友会ニュース−活動報告

2017年9月南支部例会報告

同友会の学びの実践で陥った甘い罠 〜自己満足の経営者になっていないだろうか?〜

開催日:2017年9月16日(土)
報告者:田中 勝 氏 ((有)田中清掃 代表取締役)

 那賀川の最上流部ある那賀町で、40年間に渡り生活に欠かせない水環境に関わる仕事をしている会社です。
 父が他界したのを機に会社組織として再スタートし、社員を雇用するようになりました。事業を継承して一番に考えたのは、「自分の代で会社を駄目にしたくはない」という強い思いでした。

経営者の勝手な社内改革
 その後、同友会に入会して経営指針を成文化し、社内アンケートで出てきた社員からの要望を少しずつ取り入れてきました。また、例会にはできるだけ参加し、理念の唱和や個人面談、経営指針発表会など、良いと思ったことはどんどん実践していきました。
 しかし、この時は私が良いと思ったものだけ実践し、社員の意見は取り入れていませんでした。うまくいかなかったことは社員に文句をつけ、社員を褒めたり仕事の達成感を共有することはしていませんでした。今から思うと、この時の私は社員に自分の意見や価値観を押し付けていただけだったのです。

一番は社員の気持ちと生活
 その後突然、入社3年目の社員と新入社員から、「退職したい」との申し出がありました。労働条件や待遇を見直し説得しましたが、退職を止めることはできず、肝心の社員の気持ちを分かっていなかったことに気付きました。また、社員と何でも話し合える環境ができていないという課題も見えてきました。私は、「同友会運動に参加して学びを実践しているから、会社は大丈夫」という甘い罠に陥ってしまっていたのです。
 徳島でも年々人材不足が叫ばれるようになり、当社でも働きがいのある職場づくりが急務です。働き甲斐がある会社にしなければ、会社は存続できません。今年度からは新卒採用にもチャレンジしようと準備しています。
 私の仕事は、父親から受け継いだ事業の中で、「自分ができる仕事」をやりきって、周りのみんなを幸せにして、社員の生活を守っていくことです。働いてくれている社員さんや、6月から仕事を手伝ってくれている長男には本当に感謝しています。これからも夢を語れる社員さんと、多くの幸せを共有していきたいと思います。

記:もみじ川温泉 武市 卓之

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