同友会ニュース−活動報告

第12回 経営フォーラム2017 基調講演報告

待ったなし!社員と共につくる未来 〜10年ビジョンづくりは経営変革だ〜

開催日:2017年10月18日(水)
報告者:吉武 恭介 氏(ワコウクリーンサービス(株)代表取締役)


 大学卒業後は県外でサラリーマンを6年半経験し、父である社長の体調不良をきっかけに自社に入社しました。

同友会との出会いと歩み
 代表取締役に就任後も、会社は「人」の集まりであるという現実に気付かず、顧客から掛けられた心無い言葉に落ち込み、社員に対しても人間不信になっていた頃、同友会に入会しました。例会に参加するうちに社員への不信は和らぎ、「他にはない廃棄物処理業者を目指す」ことを決意しました。
 経営指針実践塾で労使見解を学ぶ中で、労使関係の普遍性に気が付きました。また、指針書の更新では毎年テーマを決めることで、PDCAも実践できるようになりましたが、地に足がついた感じがしていませんでした。
 そこで、4年前から社員と共に、人を生かす経営塾を受講し始めました。受講したことで、意外に会社や自分の考えを伝えられていないことに気づき、「この塾を他の社員にも受講させてほしい」という嬉しい言葉を聞くことができました。また、社員と自社のことを客観的に話し合う場は作らなければ存在しないこと、経営塾での半年間が社員との信頼関係を深める時間と場であったことに気づきました。今期も、社員との信頼関係の構築や仕事の目的の共有などを通して、それぞれの取り組みを次年度の経営指針に反映することを一つのゴールと捉えて取り組んでいます。

社員と共に描く10年後のビジョン
 社員と社業を通して10年後を語り合い、会社と社員たちの姿をイラストにまとめた10年ビジョンを作成しました。社員には事前に10年ビジョンをテーマにした例会に参加してもらい、記憶の鮮明な翌日から合宿を開催。合宿を通して、社員一人ひとりと向き合う大切さに気付いたことが、経営者としての一番の成果で、労使見解にある「社員は最も信頼できるパートナーと考え、高い次元での団結をめざし、共に育ち合う教育を重視」が一歩深まりました。
 社員と経営者は、対等を目指して初めて目標に向かうことができることを10年ビジョンを通して確認し続けることが重要です。労使見解は地中深くにある経営の基礎であり、これが軟弱では企業変革支援プログラムの「市場」や「顧客」を捉えて付加価値を産んでも長続きしません。人として向き合うこと、経営者として社業を通して信頼関係を醸成する場作りと、労使見解を深めて経営指針に反映させ続けることが何よりも大切だと感じています。

記:(株)きしもとホーム・ワーク 岸本 憲資

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