同友会ニュース−活動報告

第12回 経営フォーラム2017 第2分科会報告

社員とともに作る経営指針が社員共育の土台

開催日:2017年10月18日(水)
講 師:(株)平野 代表取締役)平野 啓三 氏【愛媛同友会】


 1980年、今治市に平野調剤専門薬局を開局しました。同友会は1989年に入会し、1991年に経営指針書を作成してからは毎年更新しています。

学習型企業をめざして
 1993年からの5年間で7店舗を開局しましが、社員との意思疎通ができてなかった店舗を一部閉鎖することになりました。指針書は成文化しているものの社員は理念が腑におちていなかったこと、店を増やすことだけが目的になっていたことに気付きました。
 ここから、会社の方針を見直しました。売上至上主義ではなく総利益率を考えるようにし、10年先の企業と地域医療の在り方を見据え、社員自らが学ぶ「学習型」企業を目指すようになりました。学習型企業の取り組みとしては、社内に様々な委員会を立ち上げ、そこでは全員が各分野で発表を実施し、看護学校などでの講師も受けています。高卒で入社した当時、茶髪で勉強が大嫌いだったある社員は、学習する喜びを知ったことで積極的になり、自立型社員に育ってくれました。今では在宅コーデイネータとして会社にとってなくてはならない存在になっています。

同友会の学びの実践を振り返って
 中同協の方針に、「学習権を生かし、それを可能にする企業づくりを進める」があります。経営者も含めて社員全員が自主的、能動的に学ぶという視点に立てば、経営指針の作成は社員と共に進めなければなりません。作成の過程で自社の課題を共有し、共に目指す方向を決め、課題を解決することこそが「共育」であるということです。
 「理念・戦略・方針・計画」が繋がる仕組みをつくり、学び続けることが大切です。同友会の全国大会では優れた経営者にも出会え、人が育つ仕組も学べます。軌道に乗るまでには10年は掛かりますが、成功する王道は続けることだと考えています。
 当社の現在の経営課題は、人手不足(薬剤師不足)、財務強化、社員共育、業態展開などがあります。今後も経営者自らが学習し、社員も学習する。そしてそれを経営指針に位置付けて、PDCAで回すことができる企業を目指したいと思っています。 

記:(有)サンコーファーマシー 三好 博子

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