同友会ニュース−活動報告

2018年2月南支部例会報告

人を生かす就業規則と経営指針   〜働く環境と労使の信頼関係〜

開催日:2018年2月16日(金)
講 師:林 哲也 氏 (香川県ケアマネジメントセンター(株) 代表取締役)


 私が最初に就職した会社は給与の未払いもあり、その後難しい案件に失敗したことで解雇されるという経験をしました。この経験から、人を雇ったら絶対に給料の未払いはしないこと、経営者として失敗を部下の責任にしないことを心に誓いました。
 1995年に「自分の理想の会社をつくりたい」という想いで起業し、同友会には翌年入会しましたが、当時は異業種交流だと思っていました。しかし、ある例会で「会社というのは人を利用するのではなく、理念に向かって社員一緒に歩むものだ」という報告を聞いたことが、当社が転換するキッカケになりました。

経営指針実践における5つの課題
 当社の経営指針書は3部構成です。1部は全社的な方針で、第2部は各部門方針と個人ページ、第3部は経営指針を掲載しています。就業規則も毎年見直して発表しています。
 徳島同友会でも経営指針成文化運動を進めていると思いますが、中同協に挙がっている指針書の実践課題は5つあります。
・指針書に経営課題が書かれておらず、きれいごとしか書いていない。
・就業規則が作成しているかどうか。作成している会社は黒字基調が大きく、定期的に見直しをしているとさらに黒字の割合が多くなっています。
・指針書は作ったままになっていて、社員は指針書を見たことがない。
・指針書の中に労働環境の計画が入っていない。
・給与をコストだと思っている。
自社がこれらの課題を持っていないかどうかを確認してください。

労働環境への取り組みと10年ビジョン
 今まさに国会では働き方改革を審議していますが、経営姿勢の確立や外部環境の改善を考えると、今から経営指針と就業規則の取り組みをしっかりしていかなければなりません。  
 中同協でも、自社の指針書の中に働く指針書をどれだけ書き出せるかという目線で見て、社員と一緒に環境を語り合っていくことが大事だと提起しています。自社の状態を分析して、社員と一緒に10年ビジョンをしっかり語り合い、「自分たちは10年でどこまで会社を変えていくのか」「どう改革していくのか」という話をしていくことが重要です。
 皆さんが同友会で人を生かす経営を学んで、地域で光る会社になっていけば、地域の人に企業を知ってもらう機会となります。それが地域に希望を与えることになります。

記:正幸食品(株)  雑賀 正彦

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