同友会ニュース−活動報告

2018年3月北支部・中神戸支部例会報告

同友会で学んだ、中小企業だからこそできる戦略とは 〜利益を生むために、社員のやりがいと幸せをめざす〜

開催日:2018年3月15日 (木)
報告者:南 智子氏 (株)桶幸ウチダ造花 取締役部長

 当社は、葬祭業と仏壇仏具の販売等をしています。1893年の創業当時は塩田で使用する桶を作っていましたが、葬列の飾り物や葬具の依頼が増えたことで葬祭業に移行してきました。

同友会への入会と理念の作成
 大学卒業後、すぐに自社に入社しましたが、当時は忙しいけれど売り上げが上がっていない状態でした。その後、後に社長となる弟が入社し、一緒に社内改革に取り組んだことで、少しずつ売り上げが上がってきましたが、葬儀に対するニーズが変わる中で、未来への不安を感じる日々が続いていました。
 これが7年前のことで、同時期に鳴門を中心とした地域に同友会の北支部が設立されることを知り、すぐに入会しました。当時、うまくいかないことを周りの人のせいにして愚痴ばかりを言っていた私に、北支部の藤岡さんから経営指針実践塾の受講を勧められました。実践塾では「あなたの会社は何屋さんですか?」と問われましたが、答えることができませんでした。そこで、社長と半年間向き合い、自社の存在意義、当社だからできることを一緒に考え、経営指針を成文化しました。
 しかし、当時は成文化した理念・方針は、経営者だけが分かっていれば良いと思い、社員には行動計画だけを簡単に報告し、全く伝わっていませんでした。経営計画も社内に張り出しましたが、一向に実行されませんでした。また労働環境を良くする為、社員全体の能力の底上げを推進しましたが、退職者が続出してしまいました。仕事の負担が増えて採用しては退職することを繰り返し、日常業務も回せない状況になった時、改めて社員が人財、財産だと気づきました。

社員の夢・会社の夢
 会社を変えようとしている私たちを見てくれている社員が出てきたことで、社員主導で経理を公開し、ここから社員が主体的に部署運営やイベント運営に携わってくれるようになりました。
 今、社内に社員の夢を張り出しています。「自分たちの夢は会社の夢にもなる」ということを、社員も少しずつ感じてくれるようになってきたと思います。仕事を楽しむこと、社員に向き合うことで会社は成り立っていて、社員と共に経営者も育っていくことが大切だと思いました。
 私は教師志望でしたが、教科を教えたかったのでなく、人が輝く居場所をつくりたかったのだと思いました。「人を生かす経営」の実践は簡単ではありませんが、継続していきます。

記:事務局 佐々木 雅信

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